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『World Junior Championship』は18歳のCTルーキーが制した!


PHOTO:© WSL/Cestari

世界一のジュニアサーファーを決める『World Junior Championship』が約1週間に渡って行われ、現地時間1月9日に終了。
アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、日本、ハワイ、北米、南米と7つのリージョナルのトップ4。8名のWSLのワイルドカードが参加。
過去にアンディ・アイアンズ、ジョエル・パーキンソン、エイドリアーノ・デ・ソウザ、ジョーディ・スミス、ジャック・フリーストーン、ガブリエル・メディナとそうそうたるメンバーが獲得した由緒あるタイトルをかけて争っていました。

舞台は2年連続開催されていたポルトガルから2012年のバーレーヘッズ以来のオーストラリアへ移動。シドニーから車で約2時間南下したカイアマは、観光地としては岩場から海水が吹き出るBlow Hole(ブロウホール)が有名な小さな街。
南半球のオーストラリアは日本と反対に真夏。シドニー付近は基本的にスモールコンディションの日が多く、イベント期間中もアベレージなビーチブレイクでの勝負になりました。

昨年、大原洋人が5位に入った日本代表は川合美乃里の5位が最高位。
メンズは安室丈、森友二、脇田泰地、西優司が参加していましたが、西優司がR2、その他の3名もR3で全て敗退...。
北米代表として出場していた小林桂もR3で姿を消していました。


PHOTO:© WSL/Cestari

オーストラリアのアベレージなビーチブレイクでの強さはQSでの即戦力に繋がり、メンズは優勝候補の選手が次々と勝ち上がって2016年のQSランキング2位、2017年のCTルーキーで最年少18歳のイーサン・ユーイング(AUS・写真上)がファイナルでグリフィン・コーラピント(USA)をコンビネーションに追い込んで圧勝。
大本命が危なげなく勝利を掴んだ今年の『World Junior Championship』でした。

「自分にとって素晴らしいシーズンだった。ここに辿り着くまで本当に努力したよ。以前は想像もしなかった場所まで上り詰めたね」

コンペティションの世界では最もレベルが高いオーストラリアのゴールドコーストから北上したノースストラドブローク島、通称ストラディー出身のイーサン。
2015年にQS257位だった彼は、本格的にQSをフォローした2016年のシーズン序盤、オーストラリアレッグですぐに実力を発揮。バーレーヘッズでの1,000『Burleigh Pro』で優勝、ジュニアでは4連勝、QSではシード権を有効に使用して10,000『Vans US Open of Surfing』での2位でランキング6位へ上昇。
更にトリプルクラウンでも好成績を重ね、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した後、ランキング2位でクオリファイを果たす理想的なエリートコースを歩んでいます。

アンディ・アイアンズとミック・ファニングをミックスさせたような革新的で安定感のあるイーサンのサーフィンはCTでもルーキーイヤーから活躍が期待されています。
また、その影には初のワールドタイトルを獲得したタイラー・ライト(AUS)、シーズン前半に驚くべき快進撃を続けたマット・ウィルキンソン(AUS)のコーチとして一躍時の人となったマイクロことグレン・ホールの存在も忘れてはいけません。


PHOTO:© WSL/Smith

2位のグリフィン(写真上)も昨年のトリプルクラウンで最も活躍したジュニアサーファーの一人。
カリフォルニア・サンクレメンテ出身の彼はコロヘ・アンディーノのスタイルを伝承。ハレイワでは信じられないようなエアリアルをメイクして話題になっていました。
トリプルクラウンの成績によりQSランキングも147位から一気に32位にアップ。今年はハイグレードのシード権を得てクオリファイを狙います。


PHOTO:© WSL/Smith

ウィメンズは2014年のディフェンディングチャンピオン、昨年もファイナル進出で2位に入り、優勝候補の筆頭だった前田マヒナ(HAW・写真下)が3年連続でファイナルへ。
しかし、難しいコンディションに苦戦を強いられ、ロースコア止まり。オーストラリアのアヴォカビーチ出身のメイシー・キャラハン(AUS・写真上)が圧勝。

「夢のようなシーズンだったわ。このタイトルをホームのアヴォカビーチに持ち帰ることが出来たのは本当に嬉しい。これから起こることが待ち切れない!今年はベストを尽くすわ」

昨年はイーサン同様にバーレーヘッズでの1,000で優勝。ジュニアでは5勝を上げて圧倒的な成績でオセアニアのリージョナルチャンピオンに輝いたメイシー。
QSでも本格的にフォローした一年目でランキング15位と結果を残しており、近い将来、再び彼女の姿を表彰台で見ることが出来そうです。


PHOTO:© WSL/Smith

なお、QSの方は1月13日〜15日にカリフォルニア・ハンティントンビーチで開催される1,000『Shoe City Pro』がファーストイベントで、1月29日〜2月10日には昨年ケリー・スレーターが制した3,000『Volcom Pipe Pro』が開催。
同時期にオーストラリアレッグがスタートし、5月には今年も千葉で6,000『Ichinomiya Chiba Open』が予定されています。

『World Junior Championship』結果
1位 イーサン・ユーイング(AUS)
2位 グリフィン・コーラピント(USA)
3位 コディ・ヤング(HAW)、フィン・マクギル(HAW) 

ウィメンズ
1位 メイシー・キャラハン(AUS)
2位 前田マヒナ(HAW)
3位 ブリッサ・ヘネシー(HAW)、アリアン・オチョア(EUK)

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