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今年のオーストラリアのNo.1クラブチームは?


PHOTO:© WSL/Bennett

オーストラリアの8つの州から選ばれた24のクラブチームの頂点を決める『Australian Boardriders Battle』が今年も開催。
昨年までの舞台、シドニー南部のクロヌラから今年は開催日をずらし、30年以上の歴史があるニューキャッスルの『Surfest』に併せて2月18日〜19日に開催。

夏のオーストラリア東海岸らしいスモール&オンショアの難しいコンディション。
4名のオープン選手を中心に18歳以下のジュニア、35歳以上の計6名(その中の1名以上は女性)で構成されたチーム戦を制したのはCTサーファーのウィルコことマット・ウィルキンソン(写真下)、エースことエイドリアン・バッカンなどが所属するアヴォカ・ボードライダーズでした!


PHOTO:© WSL/Smith

今回の優勝の立役者となったウィルコは、「とても楽しく、素晴らしい週末だったよ。このクラブには昔から沢山の良いサーファーが所属している。私達が力を合わせれば来年からも勝つ可能性は十分にあるし、どれだけの実力を持っているか証明出来るさ」とコメント。

9.90のハイエストスコアをマークしてウィルコと共にクラブの優勝に大きく貢献したエースは、「子供の頃からサポートしてくれたクラブに恩返しできたようで、個人的にも本当に嬉しい。まだ若い頃、国内外のコンテストで経済的にも助けてもらったんだ。私達が世界の舞台で戦っている間、例え夜中でもオンラインでヒートを見ていつも応援してくれたよ。公平のために言うと私達セントラルコーストとノースシェリー(シドニー北部)は良いライバル関係で、クラブ員に大きな影響や刺激を与えてくれ、勝つための原動力になったと思う。自分自身も昔から見てきたサム・チェル(アヴォカのベテランローカル)のようなサーファーと一緒に海に入ることで若いメンバーが刺激されることも素晴らしい気分さ」と話していました。

東海岸のセントラルコーストにあるアヴォカビーチは開放的で美しいビーチタウン。
コンスタントにサーフィン可能で比較的メローな波質なので、オーストラリアに行く予定の方は目的地の一つとして加えてみては?


PHOTO:© WSL/Smith

2014年、2015年と2年連続で今イベントを制していたパーコことジョエル・パーキンソン率いるスナッパーロックス・ボードライダーズはR2で敗退した昨年の雪辱を果たすべく、パーコ、ステファニー・ギルモア(写真上)、ジェイ・フィリップスなどの強豪を揃えてファイナルに進出して2位に入りました。

「これはチームカルチャーのための素晴らしいイベント。メンバーの友情も深まるわ。プレッシャーの中でパフォーマンスすることは、確実にワールドツアーのイベントの練習にもなるの」とスナッパーロックス・ボードライダーズの中心人物である6Xのステファニーはコメント。

毎年、人一倍このイベントを楽しんでいるパーコは、「私達は地元のビーチとクラブのため、全ての情熱を注いでいる。それはこのイベントに参加している全てのサーファーが同じ思いだろう。全てのクラブのために完璧な会場が整い、波もあった。すでに来年が楽しみだよ!」と興奮気味に話していました。

『Australian Boardriders Battle』はオーストラリアの中でもコンペティションの傾向が強い東海岸のクラブチームが今年も強く、3位はシドニー南部のボンダイ・ボードライダーズ。4位は2016年のチャンピオンチームで昔からの強豪、ネイザン・ヘッジ、デイヴィー・キャッスルなどを抱えるノースナラビーン・ボードライダーズでした。


PHOTO:© WSL/Bennett

なお、『Surfest』のメインイベント、QS6,000『Maitland and Port Stephens Toyota Pro』が2月20日〜26日に開催。
来日してBCMのインタビューにも答えてくれた五十嵐カノア、脳出血からの復帰戦となるオーウェン・ライトを始め、多くのCT選手が参加。
日本からは仲村拓久未、森友二、大橋海人、村上舜、新井洋人、大原洋人、稲葉玲王。ウィメンズは北澤麗奈、田代凪沙、黒川日菜子、松田詩野、須田那月、大村奈央、野呂玲花、橋本恋が参加。
ハワイからは喜納海人、前田マヒナがクレジットされています。

『Australian Boardriders Battle』結果
1位 アヴォカ・ボードライダーズ
2位 スナッパーロックス・ボードライダーズ
3位 ボンダイ・ボードライダーズ
4位 ノースナラビーン・ボードライダーズ

WSL公式サイト

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