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『Outerknown Fiji Pro』開幕!


PHOTO: © WSL/Sloane

世界のベストスポットを回るワールドツアーの中でもフィジー、J-Bay、タヒチとスペシャルなイベントが続く6月〜8月。
シーズンも中盤に入り、タイトル争いの重要な鍵を握る3連戦でもあります。

現地時間6月4日、フィジー・タバルア島を舞台とした第5戦『Outerknown Fiji Pro』が開幕してR1の全てのヒートとR2のH1が進行。

メンズのヒートの前にはファイナルのみ残されていた『Outerknown Fiji Women’s Pro』、コートニー・コンローグ(USA) vs タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)のカードが行われ、ウィンメンズではマックスと言える6-8ftレンジの「Cloudbreak」、チャレンジングなコンディション。
勇敢にチャージを繰り返す両者でしたが、見ているこっちがヒヤヒヤするようなワイプアウトの連続。ロースコア勝負の中、マニューバーに狙いを絞ったコートニーがバレル狙いで出口を見つけられなかったタティアナを抑えてベルズ戦に続く今シーズン2勝目、フィジーでは初の優勝を決めました!

「このイベントは常に私の中で特別。過去の勝者を見ても素晴らしいし、ここは世界の中でもベストなレフトのリーフブレイクの一つよ。WSLや、ウィメンズをサポートしてくれたジェシー(コンテストディレクターのマイリー・ダイヤ)に感謝したい。私達は変革に取り組んでいる。全ての女性が強くなるために突き進んでいるの。今日のコンディションは難しかったけど、私達は一体になれてストークしている」


PHOTO: © WSL/Sloane


PHOTO: © WSL/Cestari

ファイナル終了後は今回の優勝の陰の立役者となったコーチ、元CT選手のルーク・イーガンとハグを交わしていたコートニー。
ランキングでは開幕戦とブラジル戦の9位が響いて4位に甘んじていますが、5戦中2勝はタイトル争いを有利にしてくれそうです。

「この2勝目はランキングを大きく好転させてくれるわね。素晴らしいサポートチームに囲まれ、多くを学んでいる。今回の優勝は私にとって大きな意味があるし、興奮しているわ。偉大なサーファー達が手に入れたこのトロフィーを家に持ち帰ることが出来て光栄よ」

ブラジル戦を終了した時点でタイラー・ライト(AUS)とステファニー・ギルモア(AUS)が同率首位に立っていましたが、タイラーがSFに残り、ステファニーがR4で敗退したため、3位に転落してタイラーが単独トップ。更にSFまで進んだサリー・フィッツギボンズ(AUS)が3位から2位に浮上しています。

ウィメンズの次のイベントは7月31日〜8月6日にハンティントンビーチで開催される『Vans US Open of Surfing』
その前に6月にQS6,000がメキシコ、カリフォルニアと2戦続きます。


PHOTO: © WSL/Sloane

メンズのR1ではトップシードの強さが際立ち、カレントリーダーのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を始め、ジョーディ・スミス(ZAF)、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、オーウェン・ライト(AUS)、マット・ウィルキンソン(AUS)と現在のトップ5が全てラウンドアップ。

その他、2014年、2016年と2度の優勝経験があるガブリエル・メディナ(BRA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、開幕戦直後のフリーサーフィンで右足首の靭帯を損傷、3戦連続欠場していたイタロ・フェレイラ(BRA)、ルーキーのフレデリコ・モライス(PRT)、コナー・オレアリー(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、ミック・ファニング(AUS)が1位通過でR3進出。

2015年の最終戦、選手生命を脅かすようなワイプアウトから1年のリハビリを経てカムバックを果たしたオーウェン(写真最上部・上)は、ルーキーのエゼキエル・ラウ(HAW)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)とのカードで一本目からバレルをメイク。ラストの波ではテイクオフからファーストセクションを抜けてストール、バレルイン後にスピットと共に姿を現して更にオープンフェイスでのフルレールカービングで8.50をスコア。
復帰後初のバレルがメインのイベントでも臆することなく、まさに完全復活を告げるようなライディングを披露していました。

「フィジーに戻ってから最初のヒートで勝つことが出来て嬉しいよ。今年は良いポジションを見つけることが自分のテーマなんだ。最終的に良いポジションを見つけることが出来て最後に良い波に乗れたよ。あの一本で勝ち上がったようなものさ」

2015年のフィジー戦ではR5でパーフェクト20、更にファイナルでもパーフェクト20とワールドツアーの歴史で8度目の快挙を成し遂げたオーウェン。
R1を見る限り、1年のブランクを全く感じさせませんでした。


PHOTO: © WSL/Cestari

初日のハイエストスコア並びにハイエストヒートスコアをマークしたのは、ツアーで唯一のタヒチアン、ミシェル(写真上)でした。
序盤はブラジリアンのミゲル・プーポが2つの大きなバレルで立て続けに8ポイント台をスコアしてリード。中盤、ケリーがヒート前にインタビューを受ける中、ミシェルはバックハンドでこの日最大のバレルに包まれ、完璧に姿を消してからメイク。9.53をスコアすると最後にはグラブレールで再びディープなバレルをメイク。そのバックハンドでのストール、足も使ったテクニックは何度もリプレイされるほど見事。トータル18.70。圧巻のヒートでした。

「ここに来る前はホームに戻ってチョープーでサーフィンしていたんだ。友人と凄い良い波に当たったよ。あの波がフィジーでの最高の準備になったね」

同じレフトのアウターリーフ、タヒチのチョープーがホームの彼にとって最もやりやすいステージに突入したシーズン中盤。
現在ランキング25位と低迷しているだけにフィジー、タヒチで好成績を重ねて巻き返しを図りたいところでしょう。


PHOTO: © WSL/Cestari

昨年、スポット参戦だったためにローシードとなっているミック(写真上)は今年4度目のケリーとの対戦で8.00を含むトータル13.93をスコアして快勝。
過去4度の優勝記録を持つケリー・スレーター(USA)、今年は自身のアパレルブランド『Outerknown』もスポンサーとして買って出たものの、R1は波とのリズムが合わず、ロースコア止まりで彼らしくない敗退...。

「今年ケリーと対戦するのは4度目。これから先、私達はどれだけ一緒にツアーを回るか分からない。その前に多くのヒートで戦うチャンスを得ることは素晴らしいことさ。この舞台で最も優勝しているケリーとアウトに出れるなんて名誉だよ。とても楽しかったね。最初は互いにリラックスしていたけど、最後は激しい勝負になった」

5戦のみのスポット参戦でフィジーを選び、QF進出の5位だった昨年のミック。
2013年にはケリーとファイナルを戦った経験がありますが、ケリーが10ポイントを含むトータル19.80の圧勝でした。

R1ではケリーの他、五十嵐カノア(USA・写真下)、ブラジル戦の活躍でワイルドカードを得たヤゴ・ドラ(BRA)などが敗退。
1ヒートだけ行われたR2ではコロヘ・アンディーノ(USA)がローカルワイルドカードを倒してR3行きを決めていました。


PHOTO: © WSL/Sloane

ネクストコールは現地時間6月5日の朝7時(日本時間の同日早朝4時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南西ウネリが続く予報。
翌日以降はサイズダウンするものの、8日には次の南西ウネリが入り、ウェイティングピリオド後半には大きなウネリが予想されています。

『Outerknown Fiji Women’s Pro』結果
1位 コートニー・コンローグ(USA)
2位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW) 
3位 タイラー・ライト(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)
5位 ジョアン・ディファイ(FRA)、セージ・エリクソン(USA)、カリッサ・ムーア(HAW)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)

2017 Women’s Championship Tour
『Outerknown Fiji Women’s Pro』終了後のランキング
1位 タイラー・ライト(AUS) 36,200pt
2位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 34,700pt
3位 ステファニー・ギルモア(AUS) 33,000pt
4位 コートニー・コンローグ(USA) 31,800pt
5位 ジョアン・ディファイ(FRA) 28,200pt

WSL公式サイト

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